英語を学びたいけど、今から勉強しても遅いかな?英語を学んでも何かメリットがあるのかな?
→今回はこういったお悩みにお答えします。
英語を学んだ方がいいのか?
これは私たちの永遠のテーマのような気がします。
もちろん学ばないより学んだほうが確実に人生は豊かになります。
しかし結論をいうと
“it’s up to you”(どうしたいかは自分次第)”であり、
今から英語を勉強しても遅いということはない!ということです。
英語を話すことは一つのツールにすぎません。
大切なのは、英語を学んで何をしたいかです。
長い間、学校教育で英語を学んできましたが、私たちは英語が話せません。
しかしこれから趣味や自分を磨くためもう一度英語を学ぼうと考えている方、
留学したいなと思っている方はぜひチェックしてくださいね。
子どもと大人の言語習得方法の違いとは?
まずは子どもと大人の言語の習得方法の違いを見ていきましょう。
子どもはことばを話し始める時、ひたすら周りの言葉を聞いて、真似をして言葉を発します。
子どもは聞く力が優れていることがよくわかります。
3~5歳くらいの子どもは、一度聞いた言葉はよく覚えていて、
どこでそんな言葉を覚えてきたの?!というくらい毎日が驚きの連続です。
子どもの吸収力は本当にすごい!
しかし、大人は聞くだけでは英語は話せません。大人になると論理的に物事を考えるので、
文法を理解した方が早く英語を習得できるのです。
子どもと大人では言語を習得する過程が違うということがわかりますね。
現在、英語についてさまざまな実態調査や報告が行われていますが、
なるべく早く英語教育を始めた方が効果的だということがわかっています。
それと同時に大人になってからの英語学習の効果も確認されています。
このように今からでも英語を勉強するのは遅いということはありません!
では、英語を学ぶ2つのポイントを見てみましょう。
英語を学ぶ2つのポイント
1.生きていくうえで知っていたら便利だから
2.自分が生きたい人生に必要だから
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ポイント1:生きていく上で知っていたら便利だから
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買い物をするときに、足し算や引き算を知っていたら便利ですよね。
またどこかへ行くときに地図の見方を知っていたら便利ですよね。
それと同じで、英語も知っていたら便利だということです。
例えば、海外旅行で道に迷った時に現地の人に聞くとか、
何か食べたい時にレストランで注文できたら便利ですよね。
現在日本では日常生活の中でさまざまな英語が目につきます。
街の看板やファッション雑誌では外来語がアルファベットやカタカナで書かれていますが、
辞書を調べなくても意味がわかれば便利ですよね。
英語を知っているだけで、毎日の日常生活でも便利なことはたくさんあります。
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ポイント2:自分が生きたい人生に必要だから
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昇進するために英語の勉強が必要だったり、海外で働くことが夢だったり、
通訳や日本語教師として働きたいとか、子供たちに英語を教える先生になりたいとか、
人の命を救うお医者さんになりたいとか・・・。
このように自分がやりたいことに英語が必要な場合があります。
先日、映画「ビリギャル」で有名になった小林さやかさんがアメリカの名門大学である
コロンビア大学の大学院に合格されました。
また、元NHKアナウンサーの小島亜輝子さんが出産や子育てをしつつ医学部に入学した
というニュースがありました。
なぜ自分は英語を勉強したいのかという明確な目標があれば、人はいつからでも自分の人生を
作り変えることができるということですね。
私が英語学習で得られたもの
それではここから私の英語学習で得られたものについてお話したいと思います。
私は社会人になってから英語を勉強するため会社を辞めて、一年間オーストラリアへ
語学留学をしたことがあります。
留学したからといって必ずしも英語がペラペラに話せるようにはなりません。
英語を勉強する人は、資格を取得するためとか大学を卒業するためと
本気で英語を勉強する人もいれば、趣味とかいろいろな文化に触れてみたいという人がいると
思いますが、私は後者です。
しかし、留学は本当に私の人生で素晴らしい経験になりました。
それでは私が英語を勉強してよかった3つのメリットをお話しします。
英語を学ぶ3つのメリット
1.自分に自信が持てるようになる
2.人生が豊かになる
3.世界が広がる
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メリット1:自分に自信が持てるようになる
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近年は日本でも多くの外国人労働者を見かけるようになりました。
言葉が通じなくてもコミュニケーションが取れると言うのは間違いです。
言葉が通じないことで誤解や勘違いをされ、トラブルに巻き込まれることもあります。
言葉は通じないだけで気が引けるし、弱気になってしまいますよね。
英語は世界共通語。英語が話せて初めて同じ位置に立てるのです。
外国へ行っても対等に話すことができ、自分の思いや考えを的確に表現できれば素敵ですよね。
周りの空気を読んだり、言葉で言わなくても相手はわかってくれるとか、
口に出さないのが美徳だというのは日本人の昔の考えであり、世界では通用しません。
勇気をもって何か一歩を踏み出すことは、自分に自信を持つことができ、
自分を大きく成長させてくれます。
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メリット2:人生が豊かになる
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① 日本の良さを知ることができる
英語を学ぶと、その言葉の背景を知ることで他国の文化を知ることができます。
日本人は礼儀正しく、敬語を使って相手に敬意を払ったりします。
また、雨を表現するにも「ザーザー」「ポツポツ」「シトシト」と
物事の状態をオノマトペを使用して言葉の微妙なニュアンスを表現したりしますが、
英語では表現できないものもあり、それぞれの文化や考え方に発想の違いを感じ、
日本語の良さを感じることができます。
しかし、日本にいては当たり前のことも外国ではそうではありません。
例えば、お店のレジで小さい子供を連れていると店員さんが買い物かごを運んでくれたり、
袋に入れてくれたりします。
他にも、レトルト食品や洗剤などのフィルムパッケージ。ハサミを使わずに、
切り口があって開けやすく手でまっすぐに切れるなど、どこまでも使いやすさが
追求されていて、商品一つにも日本人のホスピタリティを感じます。感動ですよね。
このような日本人の気遣いや心遣いは日本文化の良さであります。
② 価値観が変わる
日本に住んでいたら、あの人のここが許せないとか、何でこんなことをするの?
と思ったことはありませんか?人は自分の知っている知識や経験で物事を見ます。
では、それが日本へホームスティに来た外国人ならどうでしょうか?
私たちは異文化をそのまま受け入れることができます。
英語を学び異文化を知れば価値観が変わります。他人の意見や考え、
これまで自分の中にあった常識は、実はみんな違って当たり前なのだということを。
飛行機に乗って高いところから下を見るとまるで地球儀をみているようにすべてが小さく感じ、
世界の大きさに自分の悩みがちっぽけに感じませんか?
それと同じで少し視点を変えることで物の見方、考え方かが変わるのです。
このようにさまざまな経験は人生をより豊かにさせてくれます。英語を学ぶことは、
時には困難に感じるかもしれませんが、視点を変えたり経験を積むことで
人生に深みと豊かさをもたらしてくれます。
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メリット3:世界が広がる
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英語から世界は広がります。
私は英語を勉強するために語学留学しましたが、現在は普通に一般企業で働いています。
休みの日は地域のボランティアで外国人に日本語を教えたり、会社では外国人実習生の
生活指導員として今でも外国人と接する機会は多いです。
実習を修了した外国人実習生から毎年年末年始に挨拶としてメッセージが送られてきますし、
オーストラリアで出会ったクラスメートとは今でもお互いの国を行ったり来たりしています。
何も英語にかかわる仕事に就かなくても、外国人との交流はできるものなのです。
今はYouTuberやブログなどで自分を表現する人が増えていますが、
ゲームが好きな人は英語実況動画を見て楽しく英語を勉強しながら、
ゲームの攻略もできるかもしれません。一石二鳥ですね。
英語を学ぶと、「やりたいこと」「やれること」の選択範囲は広がります。
世界が広がれば、可能性も広がります。
もしこれから英語を学ぼうと思っている人がいれば、英語を勉強するのに、
遅いということはありません。そういった幻想や思い込みは手放してください。
必要になったとき、なんだか英語を勉強したいなと心がワクワクする時に
始めても遅くありません。
『できる』という視点から物事を見れば、チャンスは無限にあります。
しかし、大人になって英語を学び直したいけどなにから始めたらいいのかわからない。
そんな人もいるかもしれませんね。
それはまた別の記事で紹介したいと思います。
よければチェックしてみてください。
心よりお待ちしております。